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9月23日(月祝)、珠算指導者講習会を受講しました。当塾にも導入済みのデジタル教材開発者であるチャイルドスクール 乾勝善先生『タブレットを駆使した指導法』と、全国最年少十段合格、全国大会日本一を育てた そろばんマイスタースクール 遠山智士先生『私の指導法』です。2講座を通して、練習する媒体(テキスト・デジタル教材など)が違っても、そろばん練習の最終目標は【珠算式暗算の習得】や【自分で決めた目標に向かう力を身につけること】だと改めて感じました。どれだけネットや機器が発達しても、停電や故障では使いものになりませんが、頭の中のそろばんは、電気要らず、故障知らず。いつでもどこでも使える大きな魅力・即戦力です。
ただ、珠算式暗算は一朝一夕に身につくものではなく、日本一を目指す小学生選手たちは、1か月50~100時間(1週間で12~25時間)ひたすら練習するとのことでした。裏を返せば、決めた目標に正しく努力さえできれば、誰でも進級や点数アップなど目に見える結果を掴みやすく、それが更なるやる気を引き出すお稽古とも言えます。そして、自ら練習目標を立て、取り組み、悩み、工夫する…そこから、《自律心・向上心・自信》が芽生えると思います。
これから世の中で必要な人材は、指示待ち人間ではありません。自ら仕事を柔軟に考え、創り出し、目標に向かい行動し、軌道修正ができる人。生徒たちは、当塾でその第一歩を踏み出していると心して、日々の指導にあたる大切さを再認識した有意義な講習会でした。
大阪珠算協会の先生方には、今年度もお世話になりまして有難うございました!